先日、自宅のリビングのテレビを 37 型のハイビジョン対応液晶に買い換えた。
もちろん、エコポイントも目当てであった。
いままでがアナログ仕様の 28 型だったので、画面がやけにデカく感じられるのは当たり前としても、やっと見れるようになった地デジ放送を観て、なんだか目が眩む思い。
先週、爆笑レッドカーペットを観たのだけれど、今田耕司さんらの背景の模様、あれは凄い。
濃い赤の下地に黄色で書かれた雷文みたいな模様。
何色ものメタル系の板に散りばめられたラメ。
うわー、、、、こんなだったのか。
画面の解像度が上がったせいで、いままでのアナログテレビでは分からなかったディテイルが一気に分かるようになり、思わずそっちに見入ってしまう。
ステージ装飾のあまりの絢爛さが気になってしまい、大好きなモンスターエンジンのコントに集中することができない。。(笑)
昨日は、Matrix の DVD を大きな画面で初めて観てみた。
映画だと、モニターの解像度があがったことの効果はかなり良い。
映画館で観ているのとはわけが違うけど、やっぱり大きくて綺麗なモニターはいいな。
今度の週末は、久しぶりにゴッドファーザー I II III 連続上映会やるつもり。
2009-08-26
2009-08-24
真空管
昨日、首藤幹夫さんのスライドが観れるとのことで、山田勇男監督の「蒸発旅日記」 DVD 上映会を開催している阿佐ヶ谷・白線へ行ってきた。
会場には一時間前に着いてしまったのだけれど、首藤さんのありがたいはからいでリハーサルから拝見させていただくことができた。
で、首藤さんの「音、お願いしまーす」の声に、お店のかたが「あ、アンプの電源入れます」と言って手を伸ばしたのが、なんと真空管仕様。
おっ!
普通、こういうギャラリー系のお店の設備は民生用の AV コンポっていうのが定番だと思うけど、なんで!?という嬉しい感嘆符と疑問符の嵐である。
訊けば、お店のオーナーの一人である歸山(かえりやま)さんの趣味がオーディオだそうで、スピーカーはこれまたなんと自作品なのであった。
おおっ!!
真空管のアンプは、以前に知り合いの自宅で一度体験したことがあるけど、とにかく再生能力の許容量が素晴らしい。
原音を変えてしまうわけではなく、あくまで高音域は伸びやかに、低音域はふくよかにしてくれる、という印象。
首藤さんが今回使用した音源の一部には、以前、須藤かよさんが演奏するアコーディオンを僕が録音/ミックスしたものも入っていたのだけれど、これがもう信じられないくらい、良い。
アコーディオン特有の、「一見、ひずんでいるような」音が、いわゆる一般向けのオーディオ環境だとまさにひずんで聴こえてしまうのだけれど、、、
いやこれは、ある意味でしょうがない。
ミックス作業していた時は、ライブハウス仕様の PA スピーカーから再生させるつもりで、アコーディオン特有の倍音成分を存分に堪能できるように音を調整しているので、民生用の「ドンシャリ」型に設計されたスピーカーだと音を余分に表現してしまい、スピーカーの筺体が音の振動でビビってしまうからだ。
ところが、出力W数は民生用と同程度と思われる小さな真空管アンプの場合、そのトリートメント効果のなせるわざか、ちゃんと「楽器の音」として再生されていたのであった。
まじで感激。
まさか、ここであの音が聴けるとは。
そして、別の音源ではパイプオルガン風の音をメインにしたものだったが、倍音の雰囲気がめっちゃ最高であった。
まるで、天井からきらきらした音の結晶が舞い降りてくる感じ。
楽曲の雰囲気とあいまって、まさに神がかり的。
そして、その音にスライドをぶつける首藤さんも、なんだかノっているのが観ててわかる。
あとでご本人も言っていたけど、ほんとにノっていたそうだ。
これはもう、ここでなにかやらせていただきたいと思うのが自然でしょう、となる。
ということで、まだぼくの勝手な思い込みなのだけれど、そう遠くない時期に、阿佐ヶ谷・白線でなにかやらせていただこうと妄想に耽るのであった。
それにしても、久しぶりに、燃えたなぁ。
会場には一時間前に着いてしまったのだけれど、首藤さんのありがたいはからいでリハーサルから拝見させていただくことができた。
で、首藤さんの「音、お願いしまーす」の声に、お店のかたが「あ、アンプの電源入れます」と言って手を伸ばしたのが、なんと真空管仕様。
おっ!
普通、こういうギャラリー系のお店の設備は民生用の AV コンポっていうのが定番だと思うけど、なんで!?という嬉しい感嘆符と疑問符の嵐である。
訊けば、お店のオーナーの一人である歸山(かえりやま)さんの趣味がオーディオだそうで、スピーカーはこれまたなんと自作品なのであった。
おおっ!!
真空管のアンプは、以前に知り合いの自宅で一度体験したことがあるけど、とにかく再生能力の許容量が素晴らしい。
原音を変えてしまうわけではなく、あくまで高音域は伸びやかに、低音域はふくよかにしてくれる、という印象。
首藤さんが今回使用した音源の一部には、以前、須藤かよさんが演奏するアコーディオンを僕が録音/ミックスしたものも入っていたのだけれど、これがもう信じられないくらい、良い。
アコーディオン特有の、「一見、ひずんでいるような」音が、いわゆる一般向けのオーディオ環境だとまさにひずんで聴こえてしまうのだけれど、、、
いやこれは、ある意味でしょうがない。
ミックス作業していた時は、ライブハウス仕様の PA スピーカーから再生させるつもりで、アコーディオン特有の倍音成分を存分に堪能できるように音を調整しているので、民生用の「ドンシャリ」型に設計されたスピーカーだと音を余分に表現してしまい、スピーカーの筺体が音の振動でビビってしまうからだ。
ところが、出力W数は民生用と同程度と思われる小さな真空管アンプの場合、そのトリートメント効果のなせるわざか、ちゃんと「楽器の音」として再生されていたのであった。
まじで感激。
まさか、ここであの音が聴けるとは。
そして、別の音源ではパイプオルガン風の音をメインにしたものだったが、倍音の雰囲気がめっちゃ最高であった。
まるで、天井からきらきらした音の結晶が舞い降りてくる感じ。
楽曲の雰囲気とあいまって、まさに神がかり的。
そして、その音にスライドをぶつける首藤さんも、なんだかノっているのが観ててわかる。
あとでご本人も言っていたけど、ほんとにノっていたそうだ。
これはもう、ここでなにかやらせていただきたいと思うのが自然でしょう、となる。
ということで、まだぼくの勝手な思い込みなのだけれど、そう遠くない時期に、阿佐ヶ谷・白線でなにかやらせていただこうと妄想に耽るのであった。
それにしても、久しぶりに、燃えたなぁ。
2009-08-20
地元
最近、わが町、調布がいい感じ。
来年の NHK 連続小説が、水木しげる先生の奥方を題材にした話(「ゲゲゲの女房」)で、調布が舞台になるんだそうな。
ごくたまに先生を道でお見かけするのだけれど、そのとき心の中で密かに「妖怪だほんものの妖怪がきた」と叫ぶ俺。
あとは食い物の話だけれど。
最近よく行く店。
「なべ英」
博多もつ鍋の店だけど、博多出身の人を連れて行ったら「ここはまじで美味い」と言わしめたほど、もつが最高。全然、あぶらっぽくない。夏でもぜんぜんいける。ホッピーとの相性が抜群。マスターがものすごくいい人。顔はコワモテだけれどね。
「スタボン」
基本は焼酎のお店。美味しい芋焼酎が飲みたいと思ったらここ。嫁さんのお気に入りは、ここの「銀シャリセット」。この米の炊き方が絶妙。それと、みそ汁が毎回驚きの味。この前はなんとトマトのみそ汁だったけれど、これが「日本人で生まれてよかった」としみじみ思わせる味であった。
「カベソン」
スタボンの姉妹店ながら、ここはスペインのバル風立ち飲み屋。とはいえ料理がかなり本格的。とはいえぼくの好物は「ハバネロポテトフライ」。まじ辛。アブサンが飲める。
「富士吉田うどん 風の蔵」
最近オープンしたばかりでまだ一度しか行った事がないけれど、安くて美味で最高でした。うどんの舌触りは「ほうとう」的な雰囲気。ああいうもちもちした麺が好きな人なら気に入るでしょう。讃岐うどんとは違う。うどん屋とはいえ酒も置いてて、その値段がまた良心的。
「まさか家」
九州や沖縄の料理を出す店。いつ行ってもほぼ満席。ときには一杯で入れない。美味しい島らっきょと黒豚串焼を食べたくなったらここ。お店のスタッフがのほほんとしてて、行くだけでのほほんと出来る店。
来年の NHK 連続小説が、水木しげる先生の奥方を題材にした話(「ゲゲゲの女房」)で、調布が舞台になるんだそうな。
ごくたまに先生を道でお見かけするのだけれど、そのとき心の中で密かに「妖怪だほんものの妖怪がきた」と叫ぶ俺。
あとは食い物の話だけれど。
最近よく行く店。
「なべ英」
博多もつ鍋の店だけど、博多出身の人を連れて行ったら「ここはまじで美味い」と言わしめたほど、もつが最高。全然、あぶらっぽくない。夏でもぜんぜんいける。ホッピーとの相性が抜群。マスターがものすごくいい人。顔はコワモテだけれどね。
「スタボン」
基本は焼酎のお店。美味しい芋焼酎が飲みたいと思ったらここ。嫁さんのお気に入りは、ここの「銀シャリセット」。この米の炊き方が絶妙。それと、みそ汁が毎回驚きの味。この前はなんとトマトのみそ汁だったけれど、これが「日本人で生まれてよかった」としみじみ思わせる味であった。
「カベソン」
スタボンの姉妹店ながら、ここはスペインのバル風立ち飲み屋。とはいえ料理がかなり本格的。とはいえぼくの好物は「ハバネロポテトフライ」。まじ辛。アブサンが飲める。
「富士吉田うどん 風の蔵」
最近オープンしたばかりでまだ一度しか行った事がないけれど、安くて美味で最高でした。うどんの舌触りは「ほうとう」的な雰囲気。ああいうもちもちした麺が好きな人なら気に入るでしょう。讃岐うどんとは違う。うどん屋とはいえ酒も置いてて、その値段がまた良心的。
「まさか家」
九州や沖縄の料理を出す店。いつ行ってもほぼ満席。ときには一杯で入れない。美味しい島らっきょと黒豚串焼を食べたくなったらここ。お店のスタッフがのほほんとしてて、行くだけでのほほんと出来る店。
2009-08-11
地震に気がつかない
渋谷まで某ライブを観に行ったら、影の坂本くんも来ていた。
ライブ終了後、坂本くん含め、出演者らと軽く飲みに行ったのだけど、ふと気がつくとすでに終電を逃したっぽい。
急いでお店の会計は済ませたものの家に帰るのは諦め、とりあえず中央線はまだ走ってるだろうということで坂本くんに誘(いざな)われるまま二人で東小金井まで行くだけ行き、一円も使わず小金井公園で朝までタバコをくゆらせながら語り合うという、40 代に入ったオッサン同士にしてかなり渋い夜を過ごした。
街灯だけがぽつん、と、うっすら灯す夜の小金井公園って、密談するのにとても良いことがわかった。。。
5、6カ所、蚊にくわれたけど。
そろそろ夜が明けるかという時間に、武蔵小金井まで坂本くんに見送ってもらう。
一人で中央線に乗り込み、吉祥寺でバスが出るまで時間つぶしてようかと思ったけど、坂本くんと話してたらなんだか元気が出てきちゃったので、三鷹で降りて調布の自宅まで歩く事にした。
たぶん、地震があったのは三鷹通りを徒歩で南下し始めたまさにその頃だったと思う。
歩きながら、ドーン、と、衝撃を感じた一瞬があったのだけれど、ダンプカーが真横を走りすぎたので、ソレだろう、と思っていた。
家に帰ってきてテレビをつけたら、大騒ぎになっていた。
ううむ、、
大雨も降りそうだし、大事にならなければ良いのだけど。
2009-08-03
涙・・
昨日。
羽田氏の速いパッセージの中に、そこはかとない優しさが込められたピアノの演奏と、羽田氏のお弟子さんだった山下康介氏の愛情がこめられたアレンジ、そして佐渡氏の羽田氏への敬愛が込められた指揮。
それらが渾然一体となっていた。
音楽は、ときとして奇跡を生む。
まさに、目の前で奇跡が生まれた瞬間を観た。
何年か前、「トーキョウバレリーナ」という曲がリリースされたとき、某 CD ショップで視聴してあまりの格好良さに、思わずその場で泣いてしまった。その時から、彼らが大好きだった。
縁あって、映画の中だけど彼らと共演できたっていうことが、僕にとって一番のご褒美だった。
その、スパルタローカルズが解散する。
ほうぼうで言いふらしているのだけれど、美代子阿佐ヶ谷気分のオーラスでかかる彼らの「水のようだ」という楽曲が、ほんとに素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=klrSvIPIuTw
音楽をやり続けてきて、彼らのこの曲と巡り会えたことに、いま一番の歓びを感じる。
バンドは解散するのだけれど、彼らが残してくれた音楽はずっと、残る。
涙が出てしょうがないのだけれど、現実はいつも、こうだ。
受け入れなければ。
毎週楽しみにしている「題名のない音楽会」を観ていたら、故・羽田健太郎氏がソロで「星に願いを」を演奏している音と映像に、佐渡裕氏指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏をかぶせるという試みをやっていた。
これが、ものすごく良かった。思わず、涙が出てしょうがなかった。
羽田氏の速いパッセージの中に、そこはかとない優しさが込められたピアノの演奏と、羽田氏のお弟子さんだった山下康介氏の愛情がこめられたアレンジ、そして佐渡氏の羽田氏への敬愛が込められた指揮。
音楽は、ときとして奇跡を生む。
まさに、目の前で奇跡が生まれた瞬間を観た。
今日。
映画「美代子阿佐ヶ谷気分」で素晴らしい楽曲を提供されていたスパルタローカルズが解散を発表したことを知った。発表は昨日(8/2)だった。
僕自身、やってきたバンドが解散したという経験は幾度か経てきているし、いちファンとして好きだったバンドが解散した、ということもこれまでも何度も観てきた。
だけど、このバンドが解散する、という事実ほど、残念に思ったことはない。
何年か前、「トーキョウバレリーナ」という曲がリリースされたとき、某 CD ショップで視聴してあまりの格好良さに、思わずその場で泣いてしまった。その時から、彼らが大好きだった。
縁あって、映画の中だけど彼らと共演できたっていうことが、僕にとって一番のご褒美だった。
その、スパルタローカルズが解散する。
ほうぼうで言いふらしているのだけれど、美代子阿佐ヶ谷気分のオーラスでかかる彼らの「水のようだ」という楽曲が、ほんとに素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=klrSvIPIuTw
音楽をやり続けてきて、彼らのこの曲と巡り会えたことに、いま一番の歓びを感じる。
バンドは解散するのだけれど、彼らが残してくれた音楽はずっと、残る。
涙が出てしょうがないのだけれど、現実はいつも、こうだ。
受け入れなければ。
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